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アルバムからのファースト・シングルは「Bittersweet」。2020年2月にリリースされたこのソウルフルなナンバーは、BBC RadioのAnnie Macの"Hottest Record"に選ばれ、Jules Buckley指揮のBBC交響楽団とともにバービカンでのライヴやオンラインのColorsセッションでのパフォーマンスは高く評価された。
また続いてリリースされた心揺さぶる官能的な最新シングル「Paper Thin」は、Zane LoweのBeats1 World Record Playにも選ばれている。セルフ・タイトルの新作に収録されている楽曲はいずれも様々な恋愛模様をテーマとしている。30歳を迎え、一人の女性としても、アーティストとしても成熟した彼女は、アルバムの楽曲をライヴで披露することが待ちきれないようだ。
「このアルバムの素晴らしい点は、これが自分のものだということと、自分が信じられるものであるってこと」さらに彼女はこうも続ける。「それに、これは私そのものなの。だから自分がなにをしようと、自分がどんな人間になろうとしても恐れることは何もないはず」
彼女の名をとった新作『LIANNE LA HAVAS』は、愛と喪失、そして再生を描いた美しく豊かで、繊細な作品であり、UK生まれのシンガー・ソングライターのキャリアの新たな一頁を飾るアルバムとなるであろう。