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フラワー・トラヴェリン・バンドのギタリスト、石間ヒデキ(秀機)が、バンド解散直後の1973年に発表した唯一のソロ・アルバム。 後にシタール奏者としても活動する石間の浮遊感あふれるギターが随所に光り、サイケデリック・ロック、アシッド・フォーク、そして内省的なシンガーソングライター作品としての魅力を併せ持つ、孤高の一枚。 フラワー・トラヴェリン・バンドの同胞、和田ジョージ(ds)、共にトランザムを結成するチト河内(ds)と篠原信彦(key)、PYGの大野克夫(key)といった錚々たるミュージシャンが参加した、70年代日本ロックの重要作。久保田麻琴によるリマスタリングでリイシュー。