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2022年10月にデジタルリリースされたODD Foot Worksの3rdフルアルバムにして自他ともに認める現時点での最高傑作『Master Work』が、アナログレコード化。
『Master Work』は2020年に自主レーベル「Tokyo Invader」を設立後にリリースした初のフルアルバムであり、コロナ禍の葛藤を経て、メンバーの音楽愛とクリエイティブに捧げる熱量が最高潮に高まった状態で制作された作品である。
Pecori(Rap)、有元キイチ(Gt&Vo)、榎元駿(Ba)から成るメンバー全員が楽曲プロデュース/ソングライティングを手がけるボトムレスな音楽グループであるODD Foot Worksは、生音と打ち込みが融合したヒップホップをベースに一歩先の未来を想起させるクロスオーバーなポップミュージックを追求し続けている。
各メンバーはソロ活動も積極的に行っており、近年で言えばPecoriがNumber_iのデビュー曲「GOAT」をはじめ数多くの楽曲プロデュースに参加。
有元キイチはソロのシンガーソングライターとしても精力的に作品をリリースし、俳優/シンガーの三浦透子の新曲「すっぴん」の楽曲及びMVプロデュースも手がけている。
榎元駿はTempalayのニューアルバム『((ika))』のレコーディングに参加し、ツアーにも帯同。1inamillion(ワンインアミリオン)というインストゥルメンタルバンドのメンバーとしても活動している。
また1月にオンエアされた「EIGHT-JAM」の毎年恒例企画「プロが選ぶ年間マイベスト10」における蔦谷好位置のランキングで、ODD Foot Worksの現時点での最新曲「台詞」が5位に選出されるなど、誰にも似ていない音楽性を誇る彼らは今、各方面であらためて注目を集めている。
「I Love Ya Me!!!」、「卒業証書」、「Summer」という先行デジタルシングルを含む総力戦で作り上げた全10曲。
約30分というタイトな構成でありながら、自分たちでも驚くほどの濃厚さと濃密さに満ちている。
どこまでもリアルなエモーションとポップネスを求めて、劇的に更新してみせたボーダーレスな音楽性。
掛け値なしの最高傑作=マスターワーク。
これは、ODD Foot Worksが掲げる”超音楽宣言”。
Tondenhey(現アーティスト名表記/有元キイチ)がプロデュースし、Pecoriが妖しく不敵に最高傑作の狼煙を上げるオープニングナンバー「ODD Knows」を皮切りにアルバムが動き出す。
パスピエの成田ハネダ(Key)とKing Gnuの勢喜遊(Dr)を迎え、TondenheyがSMAPへの敬愛を昇華した「卒業証書」。
ソロアーティストとしても活動するTaishi Satoプロデュースによるドリーミーなクワイア的ポップチューン「ジュブナイルジャーニー」。
ブーンバップライクなビートの上でPecoriが今は亡き特別な音楽家との交信を願うTondenheyプロデュースの「Heavenly Bluetooth」。
DJ/プロデューサーとしてクラブシーンを中心に活躍しているYohji Igarashiがプロデュースし、ドープ&ダイナミックに現行のヒップホップとロックを掛け合わせた「SEE U DAWN」。
Zattaというユニットも組んでいるTondenheyとTaishi Sato主導で作り上げたODD流のニュージャックスウィング「I Love Ya Me!!!」。
神秘的な音楽像と重心の低いロックサウンドがヒリヒリした様相で融合しているTondenheyプロデュースの「GOLD」。
ドラムンベースを軸にしたエクスペリメンタルなビートと性急なPecoriのラップが、満開の桜を散らすように疾走するSunBalkan(現アーティスト名表記/榎元駿)プロデュースの「燃えろよ桜」。
前曲に続きSunBalkanがプロデュースした四季の機微をも豊潤に満たすチルなダンスポップチューン「Summer」。
ラストを飾るのは、2022年という今だからこそ生まれた、ODD Foot Worksがその言葉を叫ぶパンクロック「音楽」。
もう一度、言おう。
『Master Work』はODD Foot Worksが掲げる、”超音楽宣言”である。