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今やワールドワイドなアーティストになったHiatus Kaiyoteのセカンドアルバム。日本でも圧倒的な人気で近年ジャパンツアーを行うなどその行動から目が離せないメルボルン初のフィーチャーソウル・バンド。
Erykah BaduやGiles、?uestlove、Pharrell、Princeといった面々も絶賛する、近年最も注目されるべき豪ユニットのセカンドアルバム。
元々ソロで活動していたNai Palmの歌声に惚れ込んだベーシストPaul Benderが、彼女を中心としたソウル・ユニットを想い描いて2011年に結成した、オーストラリアはメルボルン・ベースのソウル・カルテットがHiatus Kaiyote。前作『TawkTomahawk』から約3年ぶりに届いた今回は、2014年度グラミー賞最優秀R&Bパフォーマンス賞にノミネートされた先行シングル"Nakamarra"をはじめ、緩急の効いたアレンジと自由度の高いNai PalmのVo.が渾然一体となってリスナーの鼓膜に滑り込む、ジャム・バンドとしての完成度の高さを感じさせるアルバムに仕上がっています。因みにエクセキューティヴ・プロデューサーにはSalaam Remi(!)の名前。