チャイルディッシュ・ガンビーノとしてのラスト・アルバム『Bando Stone and The New World』(アナログ盤)
ラッパー/シンガー=チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)が、「(ガンビーノ名義で)これが僕にとって最後のアルバム」と公言している最新アルバム『Bando Stone and The New World』。 2018年5月にリリースした、アメリカが抱える人種差別問題などを歌った力強いメッセージが印象的な「This Is America」が2週連続で全米シングル・チャート1位を獲得し、世界中の話題をさらったグラミー受賞アーティスト=チャイルディッシュ・ガンビーノ。<ドナルド・グローバー>名義で俳優としても活躍し、第74回ゴールデン・グローブ賞では自身が主演/原案/脚本を手掛けたドラマ『アトランタ』が「作品賞」と「男優賞」を受賞。また2018年6月に映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に若き日のハン・ソロの悪友<ランド>役として、そして2019年8月には映画『ライオン・キング』にシンバ役で出演するなど、ラッパー/シンガー/俳優/コメディアン/作家とマルチな才能でファンを魅了し続けている。 本作には、立て続けにサプライズ・リリースされた「Lithonia」や「In The Night」、また「Yoshinoya」という日本語タイトルが銘打たれた楽曲など全17曲が収録。昨年来日公演を果たしたシンガー・ソングライター=スティーヴ・レイシーをはじめ、イギリス出身のシンガー=ジョルジャ・スミスやガーナ系アメリカ人のシンガー・ソングライター=アマレイなど多数アーティストも参加。アルバム・リリース後、ガンビーノはファン待望ともいえるこの北米ツアー<The New World Tour>を開催した。今後もグローバル規模での注目が集まる彼の動向から目が離せない。