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Chillで気持ち良い音楽をテーマにラジオ配信、トラックリ
リース、空間プロデュースを行うライフスタイルレーベル、
Chilly Sourceが待望の初の全国流通CDをリリース︕
記念すべき第一弾はレーベル所属の唯一の女性ラッパー、
pinoko(ピノコ)のデビュー・ミニアルバム︕
先行PVが既にネット上で話題の「たばこ」、「Where r u
going?」を含む8曲にはChilly Source注目のトラックメイ
カー、illmoreによるリミックス作品も収録した話題作︕
「心と頭が同じになれない」そんな不安と葛藤を"chill"なtrackに乗せて綴る作品。最も
人々のの感情が行き交い、欲望溢れるHOTELを舞台に愛とは何か、生きるとは、自分と
は何かをアルバムを通して問いかけている。キャッチーなメロディーとは裏腹に、心を
抉るようなリリックが気持ちのアンバランスを表現している。「人間らしく生きる」を
感じさせるアルバムとなっている。
各曲解説
「たばこ」
たばこが徐々に短くなっていく姿を、自分と照らし合わせて日々の不安定さや、人の気持ちの儚さを客観的に描写してい
る。曲調やメロディは軽快だが、誰か一人に必要とされたいせつな思いを綴っている。
「after pills」
下手な優しさなら要らない、いっそのことあなたと過ごした記憶ごと全て消して無かったことにしたい。そんな気持ちを
消化すべく綴った曲。強がっても心と頭が離れてしまう女心を歌にしている。
「inseparable」
どんなに距離が離れていようと、時が経とうと切っても切れない"腐れ縁"を歌った曲。ノイズを思う存分効かせ、一緒に
なれないことは分かっていても幸せを願わずにはいられない冷静な愛を歌う。「rain drop」
多くの人の意識や想いが飛び交う街、「渋谷」その中での思い出を雨音に乗せてかき消そうとして書いた曲。歌詞の中に
は目を瞑ると街の光景が浮かぶような固有名詞が並ぶ。
「where r u going?」曲名の通り、都会の喧騒を生きる人々に「どこに行きたいか︖」を問いかける作品。電車をテーマに、自分から夢を口にすることで、目的地に着くことができるという希望を乗せた曲。