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Giant PandaのChikaramangaによる久々のソロ名義リリースは、初のインストゥルメンタル・ビート・アルバム。帯付き仕様となりました。Tresのレーベル・カタログとしても、House Shoes『Let It Go』以来、実に6年ぶりとなるカムバック作です!2004年からPUTSやLightheadedなどのリリースを重ねてきたL.A.の良質レーベル、Tres。前述の通りしばらくリリースの間が空きましたが、最高の作品が届きました。名機Akai MPC60を使った、いわゆる90'sブーンバップ・スタイルのビート集ですが、単にロービットでザラついた懐古趣味な魅力だけではなく、De La Soulの近作『And The Anonymous Nobody』の質感にも近い、現行のフィルターを通した温故知新的なサウンドに仕上がっています。2016~2017年に制作されたビートとのことで、今後の展開にも期待が持てそうです!アートワークは京都在住のイラストレーターMookie Sato、帯デザインはTresのTaro Aikawa a.k.a Sausenが手掛けています。